こんにちは!
引き寄せデザイナー Riri room リリコです!
私は、ココナラでプラチナランクを目指したい方向けの、オンラインサロンの運営をお手伝いさせていただいているのですが、そこでサロン生の占い師さんから、
「毎日のように同じお客様から占いのご相談がくるんです。私お客様を依存させているのかな…」
というお悩みを聞きました。
毎日占い師さんにお電話してお話を聞いてもらわないと精神が落ち着かないくらい辛い状況を思うと同時に、占い師さんも『自分は何も助けになっていないのでは…』と辛い思いをしているのだと思うと、胸が苦しくなります。
今回は、占い師さん向けお客様を依存させない4つのポイントをまとめました!
ご参考にしてみてください。
- ココナラで占い師をしている方
- これから占い師になろうとお考えの方
- 占い依存(占いジプシーで悩む方)
▼私もココナラでサービスを出しています!よければ覗いてください(^^)
占いジプシーとは?原因と背景
「占いジプシー」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、占いに過度に依存してしまい、次々と異なる占い師やサービスを利用し続ける状態を指します。
占いジプシーの方々は、一人の占い師に満足せず、
「もっと良い結果が聞けるかも」
「他の占い師なら違う答えをくれるはず」
といった心理で、多数の占い師を渡り歩いてしまうことが特徴です。
主な背景としては、
- 不安や迷いが強い:将来への不安や、今直面している問題が大きく、早急に答えを求めてしまう。
- 自己判断への自信の欠如:自分で決断する力が弱まり、他者(占い師)に答えを依存しがち。
- 短期的な満足を求める:一時的に心が落ち着くものの、根本的な解決には至らないため、別の占い師を探してしまう。
- 悩みを話せる相手がいない:普段、身近に悩みを相談できる相手がいない人は、占い師に話を聞いてもらいたいと思うようになります。
この状態が続くと、金銭的な負担が増えるだけでなく、精神的にも余計な疲れを招くことになります。また、占い師にとっても、同じお客様が頻繁に相談に来ることで「本当にお客様のためになっているのだろうか」と負担に感じることがあります。
私も元、占いジプシーでした…。
今は、占いと適度な距離感で楽しめています!
占い師が心がけるべき4つのポイント
1.セッション回数を制限する
「次のご相談は◯週間後にしましょう」と具体的な間隔を設定すると、お客様が過度に依存するのを防ぐことができます。また、継続的なサポートは必要な場合でも、月の回数に上限を設けることでお互いに健全な関係を築けます。
ココナラであれば、プロフィール欄や購入時の注意事項に記載しておくと良いですね!
例えば、「占いは内容に関係なく1ヶ月に⚪︎回が適切です」と明記するだけで、自然と相談頻度をコントロールできます。
もし「お金を稼ぐことが第一」というスタンスの場合、占いジプシーのお客様を割り切って対応する選択肢もあります。ただ、私はこうした心が弱った方々からお金を取り続ける行為は、
『占い師は怪しい』
『占い師はやっぱり信じられない』と
という偏見を広め、結果的に占い業界全体の信頼を損ねることにつながるのではないかと思います。
占い師は、お金を稼ぐことだけでなく、お客様が自分で正しい方向に進めるように導くことも大切な役割だと考えていいます。
だからこそ、自分がどんなスタンスの占い師でいたいのかを考えることが、信頼を築く第一歩になるんじゃないかなと思います!
2.自主性を促すセッションを心がける
毎回の占いで、お客様が実行できる小さなアクションプランを提案してみましょう!
その際、「実際に行動してみた結果どうでしたか?」をお客様に確認することで、お客様が自分で考え行動する力を育むことができます。
例えば、失恋で悩む女性にはおすすめの本を読んでみることを提案したり
お客様が行動できるような簡単なアクションプランがいいですよ!
もちろん、行動できたことは褒めることも大切です。そうすることでお客様の自信につながります。
私は昔、タロット占いを学んでいたのですが、その時の占い師がこんなことをおっしゃっていました。
「占い師は『こうすれば良くなる』という道筋を示すことはできます。でも、実際に行動するかどうかはお客様次第です」
この言葉を聞いたとき、深く納得したのを覚えています。占い師の役目は、お客様が前に進むためのヒントや選択肢を示すことであって、実際に動くのはお客様自身なんですよね。
もし、お客様が他力本願で
『自分では動きたくない』
『占い師さんどうにか私の願いを叶えて!!』
と考えている場合は、あえてこう伝えるのも良いかもしれません。
「そのようなお考えのままでは、大きな変化はなかなか起きにくいかもしれません」
占い師としてお客様のためを思うからこそ、時には少し厳しい言葉も必要なときがあるのだと思います。
占い師は夢を叶える魔法使いではないですから
3.金額を上げる
頻繁にご相談に来るお客様への対応として、料金設定を見直すことも非常に効果的です!
特に「同じお客様が繰り返し相談にくる」という状況が続く場合、金額を上げることで自然と相談の頻度が減るだけでなく、より真剣に悩みに向き合うお客様を引き寄せることができます。
例えば、現在1分100円の電話占いを提供している場合、1分180円や200円に変更することで、次のような変化が期待できます
- お客様の購入頻度を調整:料金が上がることで、無意識のうちに「本当に必要なときだけ相談しよう」と考えるようになります。
- お客様の行動にメリハリが生まれる:料金が上がる分、相談の回数を厳選するため、セッション内容をより真剣に受け止め、実行に移す意識が高まります。
さらに、料金を上げた分、その価値を明確にすることも大切です。
たとえば
- 電話占いで「相談時間の目安」を提案:1回の相談の目安を30分や60分を告げて、時間内にできるだけ濃密なアドバイスを提供できるようにする。
- 価格帯に応じた特典をつける:例えば、リピーター様にはココナラのクーポン機能を使って「次回のセッションで使える割引を送る」や「セルフケアガイドブック」などの特典を用意すると、料金アップに納得していただきやすくなります。
このように金額を上げることは、「依存を防ぐためのバリア」として機能するだけでなく、占い師としての提供価値を高めるきっかけにもつながると思います。
4.セルフケアの提案をする
占いだけでなく、心理的なサポートになるようなセルフケア方法を提案するのも効果的です。たとえば、感情を記録する日記や瞑想など、お客様が自分で取り組めるツールを紹介するといいですね。
私のがおすすめする瞑想方法は「寝たまんまヨガ®」アプリです!
寝たまんまヨガ® 簡単瞑想
https://www.studio-yoggy.com/yndapp/
知識なしで簡単に瞑想ができますよ!もちろん無料です(一部有料ですが)
そして寝る時にこのアプリを聞いていると、眠れない夜もぐっすり眠れます!『夜眠れない』という方におすすめしてみてくださいね!
他にもこんなセルフケアもおすすめ
- 「感情日記を書いてみる」
- 「毎日3つのポジティブな出来事を記録する」
占いとカウンセリングを組み合わせた新たな提案
最後に占いジプシーのお客様に悩む占い師さんへ、占いジプシーで悩む方へ私の意見も伝えたいと思います。
占いジプシーのお客様には臨床心理士または、公認心理士の資格を持つ方のカウンセリングを提案することです。
私自身、占い依存に悩んでいた過去があります。
毎日のようにYouTubeのタロット占いを見続け、不安な心を一時的に落ち着かせる生活を送っていました。
しかし、その根本的な不安が解消されたのは、占いを通してではなく、カウンセリングを受け、自分の過去のトラウマや心の傷と向き合ったことがきっかけでした。(詳しくはリリコについてをお読みください)
占いはお客様にとって安心感を与える素晴らしいサービスです。
でも、ときにはその場しのぎの解決にとどまってしまう場合もあります。一方で、カウンセリングはお客様が内面と向き合い、心の根本的な問題を解消するきっかけを作ります。
もちろん、占い師さんがカウンセリングを提案するには慎重さが必要です。そんな時は
「占いの結果をより活かすために、カウンセリングで心の整理をしてみるのはどうでしょう?」
といった形で、さりげなくお伝えすることで、お客様が新たな一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
私自身、カウンセリングで根本的な問題を解決した後も、占いを嫌いになることはありませんでした。
それは、占いジプシーだった私にある占い師から『あなたにも問題があります』とハッキリ伝えてくれたからです。(キツイセリフなので全ての方に言っていいわけではありませんが、当時の私はキツイながら愛のあるお説教だと感じました)今は口コミなど一つ書かれてしまうと大ダメージになる中、嫌われる覚悟で言ってくれた占い師さんに感謝しています。
今は占いを素直に楽しむようになり、自分の自己成長のために占いを活用するなど、いい距離感で付き合っています。
占いとカウンセリングが相互に補完し合うことで、お客様にとって最適な解決策を提供できるのではないでしょうか?
ぜひ、お客様の状態に合わせて柔軟に取り入れてみてください!
まとめ
占い師として、お客様を依存させない健全な関係を築くことは非常に大切です。この記事でご紹介したポイントを活かして、依存の連鎖を断ち切りながら、お客様にとってより価値のある占いを提供していきましょう!
- 占いジプシーの理解と背景:不安や迷いから来る占いへの依存傾向を知ることで、対策が取りやすくなります。
- セッション回数の制限:相談頻度を調整することで、お客様の自立を促し、負担を軽減します。
- 自主性を促す:行動につながるアクションプランを提案し、お客様の主体性を引き出します。
- 料金設定の見直し:適切な価格設定は、相談の頻度を調整し、お互いの時間と価値を守る手段となります。
- セルフケア方法の提案:瞑想や日記などの方法を提案し、お客様が日々の生活で安心感を得られるようにサポートします。
- カウンセリングの活用:必要に応じてカウンセリングを提案することで、根本的な解決への道を開きます。
占い師は魔法使いではありませんが、人生の道しるべを提供する重要な存在です。占いの価値を最大化するために、適切な距離感でお客様をサポートしていきましょう。
少しずつでも取り入れていただけると、あなた自身もお客様も心地よいセッションができるはずです。ぜひこの記事を参考にして、素敵な占い師ライフを送ってください ね🌟
リリコでした!